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PDXモデルによる新規癌免疫治療薬の開発

最終更新: 3月12日

The new anti-tumor weapon PDX model helps the development of new immune cancer drugs

写真は2020年4月22日、メディシロン社の創業者でCEOのChunlin Chenが、浙江大学医学部付属病院で講演を行ったときのものです。演題は「PDXモデルを用いた癌免疫療法薬開発」です。PDXとはPatient-derived xenograftsの略で、日本語では患者腫瘍組織異種移植モデルと訳されます。

PDXによる癌免疫治療薬の開発に関するCEOの講演で、病院施設の医療スタッフや学生は、PDXマウスの作製や、それがどのように癌の個別化治療の開発を促進し、癌患者に貢献するかについて学びました。


現在、メディシロン社では、胃癌や結腸癌など、約10種類の癌に対し有効性のあるPDX癌効力モデルを有しており、正確な薬効評価に取り組んでいます。また、将来的には、ヒト化マウスモデルのさらなる改良やバイオバンクの開発、また、ヒトの疾患特性に適合性の高い動物モデルを用いた精密医療の提供に注力していきます。


精密医療(Precison Medicine)とは、 患者の個人レベルで最適な治療方法を分析・選択し、それを施すことです。また、最先端の技術を用い、細胞を遺伝子レベルで分析し、適切な薬のみを投与し治療を行うことでもあります。


近年、ハイスループットシーケンシング技術や標的治療の進歩により、癌治療の領域では、基礎研究、探索医療及び臨床研究において大きな進歩を遂げています。しかし、未だ多くの癌に対する治療は患者に良好な予後をもたらしていません。


PDXは、ヒト腫瘍の癌組織を直接的に免疫不全マウスに移植して作製されます。臨床における癌組織の構造、形態、分子生物学的性質を保持しているため、今後、ますます、前臨床薬効評価や有用なバイオマーカー探索に広く活用され、癌治療を大きく躍進させると思われます。

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